護身術というと合気道というようなイメージがあるかもしれません。
しかし合気道は武道であり護身目的として使うのは大変危険です。
今回は、なぜ合気道を護身目的に使うと危険なのか?について詳しくご紹介します。
合気道とは?
合気道は、大正末期から昭和前期にかけて植芝盛平翁が創始しました。
日本伝統の様々な武術の修行を経て体系化された総合武道です。
合気道は試合や競技を行っていません。
心身の練成を目的としています。
合気道の技にはどんなものがあるのでしょうか?
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- 相手が打ち下ろしてきた手を受けてから投げる技
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- 相手が手首をつかんできてから体を回転させて投げる技
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- 相手から手首をつかまれた時にその手を取って相手の手首を決める技
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- 相手が打ち下ろしてきた手を取り関節技をかける
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- 複数の相手から掴まれた場合に瞬時に相手を振りほどく技
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- 短刀で突きかかられた場合にそれをさばいて短刀を奪う技
このように一見、護身術に向いているような技が多くあります。
なぜ合気道を護身目的に使うと危険なのか?
まず合気道は武道であるということを理解しなければいけません。
武道というのは床や畳の上で厳正なルールのもとに日々の心身の鍛錬に汗を流すのです。
しかし、それはあくまでも「ひとつの武道」 でしかありません。
どんなに切磋琢磨稽古をし、その武道を究めても心身を鍛えることしかできません。
現実で起こる暴力トラブルに対応することはできないのです。
あくまでも武道と現実の暴力はまったく異なります。
現実の暴力トラブルとは
実の暴力トラブルとはどういうものなのでしょうか?
まず安全に配慮された畳や床が整備された道場では起こりません。
歩行者や自転車が行き来する商店街で合ったり、足場が滑るような場所であったり、街灯の明かりしかない夜道であったり、そういった場所で突然引き起こされるのです。
しかも動きやすい恰好ではありません。
ハイヒールにスカート、ビジネスバッグを片手にスーツ姿など
それぞれの生活スタイルで過ごす日常の服装でいる時に暴力トラブルは発生するのです。
「はじめ!」「やめ!」と間に入る人もいません。
例え、力が弱くてもケガをしていても暴漢に対して「待った!」とは言えないのです。
そして相手が一人とは限りません。4,5人いるかもしれません。
バットやナイフなどを持っているかもしれません。
薬物中毒者で話しがまったく通じない相手の場合もあります。
ようするに、
これが武道と現実で起こる暴力トラブルとがまったく異なる部分なのです。
決して合気道を護身目的に使おうとは考えないこと
- 歩道を歩いていた時に突然後ろから包丁で背中を刺した
- 商店街を歩いていたら車が猛スピードで突っ込んできた
- 駐車場で車に乗り込もうとしたら刃物を持った男が乗り込んできた
- あおり運転を受け高速道路上で後続車からはねられた
このような場面で本当に合気道が護身として使えると思いますか?
これらは現実で起こった暴力事件、死亡事件なのです。
実際に暴力事件に遭遇する人の方が少ないかもしれません。
しかしこのように暴力トラブルというのは突然引き起こされるのです。
合気道では形稽古ばかりを行っています。
一番大切な「現実の暴力トラブルとはどういうものなのか」「事前に準備するものはなにか」「事前の心構えは」「その暴力に対してどう対処するべきか」など重要な部分がありません。
ですから護身目的で合気道の稽古に汗を流している人は、考え直すことをお勧めします。
護身術というのは、突然!相手から危害を加えられた場合に自分の身の安全を護(まも)る術です。
そこにはルールは一切存在せず、間に入ってくれる人もいないということを受け止めなければなりません。
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