総合格闘技の寝技が路上の喧嘩で有効かどうかという議論が意外に多いのに
正直驚いています。
私も日本拳法という日本で初めての総合格闘技を指導し数十年経ちます。
当然、寝技も含まれますが日本拳法の総合格闘技ルールは他の総合格闘技とは
少し異なります。
その技術体系の考え方にあるのですが、
打撃が8割、組打ち技が2割という比率で構成されています。
もちろん現実の戦いを想定して日本拳法は考えられました。
ですからこの技術体系こそが現実の戦いにおいて、実践性がある考え方だと言えます。
そして日本拳法は相手を投げて終わりという考え方もありません。
投げた後に必ずトドメの突き蹴りを入れなければ1本とならないのです。
また寝技にもつれても5秒ルール、10秒ルールと言うものがあり
寝技にもつれて5秒間技を決める事が出来なければ、1からの戦いに戻されます。
このルールも実戦を想定しているからできたルールなのです。
さて、結論から申し上げます。
私は実際に暴力トラブルで体験した中から申し上げると
「総合格闘技の寝技が路上の喧嘩で有効なのか?」の問いに
「100%有効ではない!」と強く答えます。
なぜならば路上の喧嘩と言うのは道場やジムのように審判もレフェリーもいません。
ましてやマットもタタミもないのです。
足場はアスファルトや砂場、泥濘(ぬかるみ)などが現状で、回りの状況もテーブルや椅子
があったり、路上ならば車やバイクも行き来しているのです。
ちょっと想像してみてください。
そのような状況で総合格闘技の寝技が路上の喧嘩で有効化どうか?
考えればわかりますよね。
そして相手も一人とは限らないのです。
複数いる場合や最初は一人でも後から仲間が加わることも十分に考えなければいけません。
このような理由から総合格闘技の寝技は路上の喧嘩では絶対に危険だから
路上に寝転がるような体制は絶対に避けなければなりません。
これが現実の路上での喧嘩です。
現実で起こる犯罪や暴力トラブルに対し、
いつ他人から危害を加えられても、それを
自分で制して身の安全を守ることができる
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