護身格闘術、蹴り技の練習方法を説明します。
その前に補足をしておきます。
護身術と格闘術の技の構成は異なるということをお話ししました。
それは、格闘術は相手と対戦することが前提に考えられていて
護身術の技術は危険回避につながるような技を中心に考えられているからです。
その違いを理解していただきたいと思います。
そして、護身術は特殊な状況下におかれた状態に使う技術ですから
技と同時に心のトレーニングも必要になります。恐怖心が必ず前提にあるからです。
そのような理由から護身術の技は瞬間的に自然に反応できるような技でなければならないのです。
アクションスターのような華麗な技はとっさの瞬間には出すのが困難です。
そして、反復練習を重ねて脳と身体に徹底的に覚えこませます。
だから、技の種類が多すぎると脳も身体も混乱しどの技を出したらよいのか?
迷ってしまう結果を招いてしまいます。
そんな失敗を防ぐためにも技の種類を極力少なくする必要があるのです。
ですから護身術の技は防御法と反撃法にそれぞれ数パターンまでといった単純構成になっています。
目的は・・・離脱ですから。
それでは反撃法の掌底打ちに続き2つ目の技を説明します。
今回は「蹴り技」です。
写真をクリックして拡大して見てください。
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まず基本は「制止の構え」か「両手をダラリと脱力した構え」から行います。
どちらも練習した方が良いです。
その構えた状態から膝を写真のように上げます。
そこから足の裏全体を相手の身体に押し込むようにして蹴りこみます。
蹴り技 練習方法としては、最初のうちは3つに分割して行うとよいです。
1.で「制止の構え」か「両手をダラリと脱力した構え」で力んでいない状態を確認します。
2.で膝を写真のように高く上げます。
3.で足の裏全体を相手の身体に押し込むように蹴りこみ素早く元の位置に戻す。
これを1→2→3→と分割して行うと良いです。
とにかく力まないことを意識して自然な構えから一気に蹴りを出すことです。
ぜひ、何度も何度も繰り返し行ってください。
そして、練習をする際は必ず鏡等を使って自分の姿を見ながら行うことです。
現実で起こる犯罪や暴力トラブルに対し、
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